今の車を買った時、この車が壊れるまで乗り続けるぞと思っていました。当時はまだ若かったのでとにかく車で遊び倒したいという欲求が強く、MT車でターボ付きのスポーツカーを購入したのですが、段々年齢を重ねて落ち着いていくうちに、速さやスポーティーさではなく高級感を求めるようになってきました。落ち着いて優雅な感じで運転できる「大人の車」が欲しくなってきたんですよね。

そうなってくると、今の車への愛は少しずつ冷めていくもの。新しい車が欲しくなればなるほど愛は冷めていき、結局壊れるまで乗るということはなく乗り替えになりそうです。実際、次の車はいくつか目星をつけていて、実際に車屋へ足を運んで現物も見させてもらいました。やはり今のスポーツカーとは違って高級感があり、上品さがずば抜けていました。
（参考：貯金の使い道が無いなら自動車を買い替えよう！）

若いころはヤンチャしていた…なんていうつもりはありませんが、やはり歳相応の車に乗りたくなってくるものですね。

愛が冷めたというと、少し言い方としては冷たいかもしれません。でも車なんて結局は趣味のものであって、郊外に住んでいて必需品であるという場合を除き、自身の好みに合っているかどうか。乗っていて満足できるかどうかが焦点なのです。趣味として満足できるかの話で考えると、今の車への愛は確実に冷めてしまっているんですよね。

人の趣向や求めるものは、年齢や時代によってどんどん移り変わっていきます。そういう意味では仕方ないことなんだろうと自分に言い聞かせてはいるものの、なんだか自分が飽きやすい人間みたいで、ちょっと後ろめたい気持ちもあったりしますけどね。